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本日の東京市場のドル円は、トランプ米大統領のドル高けん制や低金利政策継続を要望する発言や中東や朝鮮半島情勢を巡る地政学リスク回避の円買いなどで続落を予想する。


ドル円は、トランプ米大統領の発言を受けて108.92円まで下落しており、2016年の上昇幅(99.02円-118.66円)の半値押しである108.84円に到達した。相場格言「半値押しは全値押し」に従えば、ドルの売り持ちポジションは利食いをすべき水準に到達したことになる。

しかしながら、朝鮮半島情勢では、北朝鮮が本日重大発表をするとして、60万人のピョンヤン市民に市外退去を指示したこと、中国が北朝鮮国境に兵力を集結させつつ、北朝鮮の核開発施設への攻撃を警告していること、米国の第一空母攻撃隊が朝鮮半島に向けて進撃中であること、米韓合同軍事演習が終了する今月末に向けて、北朝鮮への軍事攻撃の可能性が高まりつつあることなど、緊迫感が増しつつあるため、リスク回避の円買い圧力が強まりつつある。

さらに、15日前後に予定されている米財務省の為替報告書、18日に開催予定の第1回日米経済対話などでの対日貿易不均衡是正に向けた円高圧力への警戒感を受けて、円は全面高の展開が警戒される。為替報告書では中国は100日間の猶予が与えられたことで、為替操作国への認定は見送られたが、日本は、日米経済対話での貿易不均衡是正圧力が警戒されている。

 
https://news.finance.yahoo.co.jp/detail/20170413-00000036-dzh-fx